第九十八篇
歌なり
- あたらしき歌をヱホバにむかひてうたへ そは妙なる事をおこなひ その右の手そのきよき臂をもて 己のために救をなし畢たまへり
- ヱホバはそのすくひを知しめ その義をもろもろの國人の目のまへにあらはし給へり
- 又その憐憫と眞實とをイスラエルの家にむかひて記念したまふ 地の極もことごとくわが神のすくひを見たり
- 全地よヱホバにむかひて歡ばしき聲をあげよ 聲をはなちてよろこびうたへ 讃うたへ
- 琴をもてヱホバをほめうたへ 琴の音と歌のこゑとをもてせよ
- ラッパと角笛をふきならし 王ヱホバのみまへによろこばしき聲をあげよ
- 海とそのなかに盈るもの 世界とせかいにすむものと鳴響むべし
- 大水はその手をうち もろもろの山はあひともにヱホバの前によろこびうたふべし
- ヱホバ地をさばかんために來りたまへばなり ヱホバ義をもて世界をさばき 公平をもてもろもろの民をさばきたまはん
(註解なし)
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