第百四十九篇
- ヱホバをほめたゝへよ ヱホバに對ひてあたらしき歌をうたへ 聖徒のつどひにてヱホバの頌美をうたへ
- イスラエルはおのれを造りたまひしものをよろこび シオンの子輩は己が王のゆゑによりて樂しむべし
- かれらをどりつゝその聖名をほめたゝへ 琴鼓にてヱホバをほめうたふべし
- ヱホバはおのが民をよろこび 救にて柔和なるものを美しくしたまへばなり
- 聖徒はえいくわうの故によりてよろこび その寢牀にてよろこびうたふべし
- その口に神をほむるうたあり その手にはもろはの劍あり
- こはもろもろの國に仇をかへし もろもろの民をつみなひ
- かれらの王たちを鏈にて かれらの貴人をくろかねの械にていましめ
- 錄したる審判をかれらに行ふべきためなり 斯るほまれはそのもろもろの聖徒にあり ヱホバをほめたゝへよ
本篇も亦ペンテコステ的讃美なり。心中にペンテコステの靈あれば
二節 の如く創造者を讃め、又己が事ふる王を讃め
三節 の如く樣々の工夫を以て神を讃美す
五節 を見れば寢む時にさへも感謝す
六〜九節 には神の爲に審判をなして讃美す
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