第百十一篇 題目 地上に於る御働
- ヱホバを讃たゝへよ 我はなほきものの會あるひは公會にて心をつくしてヱホバに感謝せん
- ヱホバのみわざは大なり すべてその事跡をしたふものは之をかんがへ究む
- その行ひたまふところは榮光ありまた稜威あり その公義はとこしへに失することなし
- ヱホバはその奇しきみわざを人のこゝろに記しめたまへり ヱホバはめぐみと憐憫とにて充たまふ
- ヱホバは己をおそるゝものに糧をあたへたまへり またその契約をとこしへに心にとめたまはん
- ヱホバはもろもろの國の所領をおのれの民にあたへて その作爲のちからを之にあらはしたまへり
- その手のみわざは眞實なり公義なり そのもろもろの訓諭はかたし
- これらは世々かぎりなく堅くたち眞實と正直とにてなれり
- ヱホバはそのたみに救贖をほどこし その契約をとこしへに立たまへり ヱホバの名は聖にしてあがむべきなり
- ヱホバをおそるゝは智慧のはじめなり これらを行ふものは皆あきらかなる聰ある人なり ヱホバの頌美はとこしへに失ることなし
(前篇參照)
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