総論 |
贖い主の恩恵──贖いの意味──キリストの新婦──ペンテコステ的安息──再臨の主を迎える準備──路得記と雅歌──ルツの三つの時代──(一、神の国の一人となる──二、ボアズの恩恵を知る──三、贖いびとボアズの新婦となる)──新婦たる者の特権 |
第一章 |
堕落とその結果──喜びの音信──信者が恵まれれば堕落者が神に帰る──三人の相違──(一、怨言ながら帰るナオミ──神に帰る時必要なる心懸け──二、この世と偶像を全く捨てる能わざりしオルパ──ソドムを愛せしロトの妻と、心修らず神に忠ならざりしエフライム──三、堅固なる決心にて帰りしルツ──ピリピ書三章のパウロの如き決心)──ルツの受けし三度の試験──神に帰りし者の受ける豊かなる報い |
第二章 |
能力ある贖い主──世より離れし者はまず霊の糧を求む──かかる人に対する神の導き──養い主御自身の御手より恵まる──恩恵深き贖い主──収穫の働き人に御自身を顕したもう収穫の主人──第一の面会──我におれ──御翼の下に護られ生命の水を飲む──信仰とは如何なる事ぞ──主はすべてを知りたもう──第二の面会──更に愈れる恩恵──主との親しき交際──愛の徴──恩恵の土産──恩恵深き企図──我等のために恩恵を命じたもう神──人々の驚くほどの恩恵を受く──大いなる黙示とそれに伴うて起る望み |
第三章 |
恩恵よりも恵み主を求む──真正の「安息所」──二つの安息──法律上の特権──その恩恵を経験する道──一、身を洗え──望みと聖潔──二、大麦を簸りたもう主に来れ──探りたもう主──三、この主に身を委ねよ──これ信仰の一特徴──ルカ伝中に於ける主の足もとに倒れたる六つの引照──四、さらば約束を受けて帰るを得る──空しくは帰らず──信仰の俟ち望み |
第四章 |
坐して待つ──法律上決定せられし恩恵──救いの二つの問題──産業をもルツをも贖う──畑をも宝をも買う──価の高き贖い──御自分の産業を損なって贖いたまえる主──「わが妻となし」──天の裁判にて権利を取れる人の子──主はすべての眼の前に公然贖いの権利を取りたまえり──贖い主の新婦となる──新郎の目的に従って罪人を導け──新郞の再来──思う所に愈る恩恵備えらる |