此二章は餘り委しく調べません。此二章は私共が一生涯神の如く聖くなければならぬとの事であります。十九・二、三、二十・七、二十六は此二章の要點であります。即ち私共は神の所有であります。利未記の始に於て血に由て贖はれ、神の所有となりたる事を學びました。けれども夫丈にて聖き事を成就することを得ません。私共は臺所でも遊戯の際でも恒に聖を彰さねばなりません。此二章を細に見ますれば、此中に皆神の聖旨が含んで居ります。例令善からぬ新聞を讀む時にも、人と話をする時にも、終に聖からぬ話に移る事があります。さうですから私共は恒に神を心に置き、小さき事にも聖を守らねばなりません。
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