NOTES
on the
BOOK OF LEVITICUS

By Rev. B. F. Buxton
Translated by B. Horiuchi


ビー・エフ・バックストン 講述
堀 内  文 一 筆記

利 未 記 講 義

東京 基督敎書類會社


── は し が き ──

一、この書はバックストン師が明治三十三年三月頃より同三十四年七月頃までに、松江赤山あかやまの聖書研究會において講義せられしを筆記したのです。
一、この書は師が祈禱いのりのうちに聖霊に導かれて語り、筆者が祈禱いのりのうちに聽き祈禱いのりのうちにしるせるものなれば、讀者もまた祈禱いのりのうちに聖靈の光を求めて讀まれんことをお勸め致します。特に聖書をいだして引證の聖言みことばあぢははれんことを願います。
一、『なんぢの足よりくつを脫ぐべし、なんぢが立つところきよき地なればなり』。願はくは敬虔の念をもって主にちかづき、主の聖聲みこえを聽きいものであります。
一、第一章より第六章まで其他そのた中程の數章は、筆者が講筵かうえんに洩れましため、あとから同師に聽いて補ひましたから、自然同じからざる所があらうと思ひます。

   明治三十七年二月
                       筆 記 者 識


利 未 記 講 義

── 目 次 ──

 緒論ちょろん  
 第一章 燔祭はんさい
 第二章 素祭そさい
 第三章 酬恩祭しうおんさい
 第四章 罪祭ざいさい
 第五章 罪祭ざいさいの續きおよび愆祭けんさい
 第六章 燔祭はんさい素祭そさい罪祭ざいさいの例
 第七章 愆祭けんさい酬恩祭しうおんさいの例
 第八章 アロンとその子等こらの聖別
 第九章 アロンとその民等たみら献物さゝげもの
 第十章 まことの火と異火ことびの區別
 第十一章 きよきけがれの區別
 第十二章 生來うまれつきの罪
 第十三章 癩病らいびゃうつい
 第十四章 癩病らいびゃう人の潔禮きよめのれい
 第十五章 流出のたとへ
 第十六章 贖罪あがなひ
 第十七章 血につい
 第十八章 家庭の聖潔きよめ
 第十九、二十章 聖潔きよめに關する條例でうれい
 第二十一章 祭司に對する神の誡命いましめ
 第二十二章 けがれについての誡命いましめ
 第二十三章 ヱホバの節期いはひ
 第二十四章 神の名をけがす者の罰
 第二十五章 ヨベルの年
 第二十六章 祝福めぐみ呪詛のろひ
 第二十七章 誓願の献物さゝげもの
 
 目次 終 

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